小麦中心の食生活で指が曲がる!?
他人事じゃない!中年女性に急増!指の変形や痛み!
こんにちは。豊富な最新ネイルデザインを3,000円から楽しめるFASTNAIL(ファストネイル)の編集チームです。
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今回は少し難しい指の変形について解説していきます。
女性は40代を過ぎた辺りから、指の変形と痛みに悩む方が増えてきます。
まだ若いと、「指が曲がるなんて、おばあちゃんじゃないんだから」と思われる方もいるかもしれませんが、多くのミドル世代女性から、指の変形の悩みが寄せられます。
最初は指がうずくような感覚から始まり、ジーンと痛くなり、モノを掴んだり持ち上げるのも困難になる事があります。
そして、指の関節がボコっとでたり、曲がったりするため、自分の手が目に入るだけで、憂鬱な気持ちになる方もいます。
このような指の痛みや変形の原因は特定されていませんが、昨今の偏った食生活が原因ではないかと言われています。
特にその中でも、小麦製品がこれらを引き起こしている可能性が高いと言われています。
■小麦で節くれた手になる!?
小麦を食べると、血糖値が上がります。ジャガイモや白米などに比べて、小麦の方が血糖値を急上昇させます。血糖値が上がる事で、体内では糖化が進み、大量のAGE(終末糖化産物)※1を発生させます。
「平成12年度ごはん食基礎データ蓄積事業研究報告書」をもとに作成 https://kome-academy.com/kome_library/health/ (食後に増加した血糖はインスリンによって速やかに処理され一定量に保たれるため、インスリンの分泌量で血糖値の上昇がある程度分かる。)
糖化が進むと様々な病気や老化を促進すると言われていますが、実は糖化は手の老化まで促進させます。
ふっくら若々しい手肌には、プルプルのコラーゲンがあります。AGEはコラーゲンを硬くし、皮膚を薄くします。すると、手の甲には血管が目立つようになり、骨骨しく節くれた手になってしまうのです。
※1 AGEは腎臓、眼球、肝臓、皮膚、その他の器官に蓄積され、組織を老化させます。血糖値が上がれば上がるほど、AGEは蓄積し、老化が進行します。AGEが蓄積すると臓器障害が起こるだけでなく、肌の弾力を奪います。
■小麦が指を変形させる!?
小麦は血糖値の急上昇を招いた後、血糖値を急降下させます。私たちは血糖値が上がると満腹だと感じ、低血糖状態が続くとお腹がすいたと感じます。小麦を食べる事で、血糖値が急に上がったり下がったりするため、短時間で満腹感と空腹感を感じるようになります。
パンを食べると腹持ちが悪く、すぐお腹がすいた経験はありませんか?
小麦により血糖値の急上昇と急降下を繰り返され、短時間で空腹感に襲われ、また小麦を食べるという悪循環を招きます。このような血糖値の変化を繰り返す事で、体はどんどん脂肪を蓄え、内臓脂肪や、特にお腹周りに脂肪を蓄積するようになります。
小麦はポッコリお腹と内臓脂肪を蓄積させます。そして、ぽっこりお腹や内臓脂肪は、肥満や心臓病やガンの原因になるだけでなく、指を変形させる可能性があります。
今までは、肥満により脚に負担がかかり、軟骨がすり減って、膝や股関節の関節炎を引き起こすと思われていました。しかし、メタボリックシンドロームの人には、手や指の関節にも炎症が起こる事が多いことから、腹回りの脂肪と内臓脂肪が、関節に炎症を引き起こしているのではないかと疑われています。
関節の軟骨はコラーゲンでできているため、糖化の影響を受けやすく、硬くなってしまいます。
そもそも軟骨は骨と骨の間のクッションの役割をしているはずなのに、硬くなったらどうなるでしょう?
関節がボロボロになり、炎症や痛みなどの関節炎の症状が出やすくなるのは想像ができますよね。
パンなどの小麦製品を日常的に摂取すると、指や手の関節炎になり、指の変形や痛みを招く可能性があります。
小麦を食べる事で、内臓脂肪が溜まり、体内では糖化が進みます。すると、手肌はやせ細り、指の関節は曲がり、おばあさんのような手になる可能性があるのです。
年齢を重ねても美しい手をキープするには、日々の食生活から気を付ける必要があります。
コラム監修:日本ハンドビューティー協会