爪の血色が悪い人は要注意!血行不良で爪がペラペラに!?
最近増えている!低体温女性!体温が低い人は爪がもろくなる!?
こんにちは。豊富な最新ネイルデザインを3,000円から楽しめるFASTNAIL(ファストネイル)の編集チームです。
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ネイルをしていると、爪が弱くなるのを気になりますよね。 爪に効果的な食べ物は?爪の美容液は?と一生懸命対策をしても、なかなか効果が出ない方は、コレが原因の可能性があります。
「血行不良」
爪がもろくなる原因は人それぞれ異なります。その原因によって対策が異なります。
自分の原因が知りたい方は、【爪がもろくなっている原因チェック】をしてみてください。
(https://fastnail.jp/media/contents_20190820.html原因チェック表へ)
爪がもろくなっている原因チェックで、②の血行不良に☑が多くついた方は、以下のような対策をしていきましょう。
■女性は要注意!血行不良タイプが多い!
血行不良が原因で爪がもろくなっている方は、手先が冷え、爪の色も青く血色が悪い傾向にあります。 前回ご説明した、爪を丈夫にする栄養を摂ったとしても、血行不良で指先まで血液が行き届かなければ、その栄養を爪に届けることができません。
特に女性はこの血行不良タイプの方がとても多いです。
男性に比べ筋肉が少ない分、手足などの末端まで血液が行き届きづらいのです。男性に比べ、冷えを感じる女性が多いのもそのせいです。さらに、低血圧や貧血など、虚弱体質の方は血行不良になりやすいです。
爪の色が黒くなるときに考えられる病気とは?
爪の色が悪くなる、変色するのは気温や冷え性なども関係します。時間経過とともにもとに戻るのなら問題はありませんし、強くぶつけたり怪我だったりすればホームケアで治すことも可能です。
ただし、爪の色が黒くなるときには考えられる病気があるため、正しくリスクを知っておきましょう。また気になる症状が現れたら、ご自分で判断せず受診することをおすすめします。
爪下血種(そうかけっしゅ)
転倒や打撲、ドアなどに爪を挟んだときに爪は強い衝撃を受けます。すると、ネイルヘッドに血の塊が形成され、時間経過とともに黒くなるのです。
血種を押さえたり指を使ったりすると、痛みが伴うのが特徴。しかし、血種が小さければ自然に消失していきます。ただし、血種が爪全体を覆うなど大きい場合は腫れることで爪が押し上げられ、変形や剥離を起こす場合もあるため注意が必要です。
爪甲帯状色素沈着(そうこうたいじょうしきそちんちゃく)
爪甲帯状色素沈着とは、爪の先端から根本にかけて茶・黒色の変色が起こる病気です。原因はさまざまですが、
・爪への慢性的なダメージ
・爪白癬(はくせん)や爪カンジダなどの感染症
・皮膚疾患
・薬の副作用
などが考えられると言われています。(参照:https://medicalnote.jp/symptoms/%E8%B6%B3%E3%81%AE%E7%88%AA%E3%81%8C%E9%BB%92%E3%81%84)
先ほどの血種と異なり、色素沈着部分に痛みは伴いません。また、爪甲帯状色素沈着に限ってはいきなり変色が広がったり色が濃くなったりすることはないため、そのような症状が見られた場合は医師に相談しましょう。
悪性黒色腫
悪性黒色腫は皮膚がんのひとつです。ネイルヘッドや爪周辺の皮膚に発症すると爪が黒く変色していきます。黒い部分は徐々に広がり、斑点のようにまだらに広がるのが特徴的です。
進行すると爪が剥がれたり変形したりし、肺や肝臓などに転移しやすいとされています。
手だけでなく足元にも現れることがあり、変色範囲が増えていないか、他の体の不調はないかなど十分注意しておきましょう。
チアノーゼ状態
血液中酸素が不足すると、唇や肌が紫に変色します。これを「チアノーゼ」と呼びますが、チアノーゼによっても手足の爪が紫に変色することもあるのです。
酸素が体に行き届かないと慢性閉塞性肺疾患、肺線維症、心不全などの重たい病気を引き起こすため、早急な対応が求められます。
爪が紫になり血色が悪いが、入浴後は改善されるといった一時的な変色は問題ありません。また手足の爪は思い当たる外傷があると病院に行かず自分で治す方もたくさんいます。しかし、気になる症状が続いたり強い痛みや出血を伴ったり、変色範囲が増える・色が濃くなるなど心当たりがあれば病院の受診を検討しておきましょう。
■血行不良タイプの対策方法
血行不良タイプの方は、手先まで血液を促す対策が必要です。
1.美ハンドマッサージ
ハンドクリームを塗る時に、ただクリームを伸ばすだけでなく、指の先まで血流を促すマッサージをしてみましょう。
① 手の甲にハンドクリームを塗ってまんべんなく伸ばします。両手の指を組んで、指同士を押し付けるようにして、根元から指先まで4~5回しごきます。
② 手の甲を包み込むようにギュッと抑えながら、手の甲の皮膚を上下左右に動かします。
美ハンドマッサージの効果
*手の血流を促す
*肌のターンオーバーを上げて、くすみを取る
2.美ハンドエクササイズ
背中の肩甲骨が固まっている人は、手先まで血液が巡りづらくなります。肩甲骨を動かして、背中や肩で滞っている血流を手の末端まで流すエクササイズをしましょう。
上記のハンドマッサージとエクササイズは1日に何回しても構いません。
トイレ休憩や寝る前など、ちょっとしたスキマ時間を見つけて、手の血行不良を改善してみましょう。
爪がもろいと、全身が血行不良の可能性あり!?
末端だけ冷えを感じている方でも、実は全身が冷えている可能性があります。
爪は体の末端にあるため、冷えやすい箇所です。そこが冷えているという事は、全身の血流が悪くなっているという前兆なのです。つまり、爪の状態を見て、全身の血行不良の状態を知る事ができるのです。
血行不良になる原因①運動不足
血行不良になる原因の多くは運動不足と言われています。毎日デスクワークで歩く機会が少なく、慢性的な運動不足を実感している方は多いのではないでしょうか。
運動不足は血行不良を招きます。これは体の筋肉が血液をめぐらせるポンプの役割をしているため。いくら末端冷え性の症状を改善させようと患部を温めたとしても、一時的には解決できても根本を見直さないと冷えは繰り返されます。
運動不足を自覚している方は、エレベーターを使うところを階段に切り替えたり電車の1駅分を歩いたり、休日や時間ができたときに体を動かす習慣を身につけると良いかもしれません。
血行不良になる原因②汗をかかない生活
みなさんは毎日水分をしっかり摂れていますか?「忙しくて水分を飲む時間もない」「むくまないように水分を控えている」という方は、発汗が少ないかもしれません。
汗をかかない方は、血行不良になりやすいと言われています。体の水分は汗や排尿によって徐々に失われていくため、血流に回せる水分が不足し、かえって血行不良を招いてしまうのです。 むくみを恐れて水分を控えるのではなく、水分を積極的にとって血流を促し、発汗しやすい体作りができるとベストですね。
血行不良になる原因③乱れた食生活
血行不良状態は、血液がどろっとしており流れが滞っています。これは食生活にもかかわることで、例えば脂質の多い揚げ物などを食べ過ぎるとドロドロの血液になるでしょう。
また、コレステロール値が高い食事だと血が固まりやすくなり、動脈硬化の原因にもなります。炭水化物として糖分を摂取しすぎると、血行不良からさまざまな病気が引き起こされることも。
乱れた食生活は血行不良だけでなく、肌の乾燥やシワが増えるなど美容にとって悪い影響が及びます。栄養バランスの整った食事をし、血行不良を改善するだけでなく爪自体も強く美しく保ちましょう。
美爪を育てるために摂取したい栄養素について、こちらの記事でも紹介しています。
まとめ
ネイルをしていない地爪の血色。「あまり気にしていなかったけれど、気付いたら変色しているかも…」と思い返した方も多いかもしれません。
手の先端にあり、よく使うシーンの多い爪はその分血行不良に陥りやすいです。また、爪の血行不良や爪の色から体に隠れた病気や体調不良が見つかることもあります。
コラム監修:日本ハンドビューティー協会
マッサージ・エクササイズ:「美しい手がすべてを引き寄せる」日本ハンドビューティー協会 代表理事 加藤由利子著書よりご紹介