ネイルサロンFASTNAIL
ハンドケアコラム
日本人は手肌がくすみやすい
2019/10/02 更新
手肌がくすみやすい人とそうでない人はある方法で見分ける事ができる。
「白く透明感があって、ふっくらした手肌。」
おそらく多くの女性にとって、こんな手が理想でしょう。
さて、あなたの手は、理想とどう違いますか?
乾燥している
シミがある
シワがある
くすんでいる
血管が浮いている
などなど
それぞれ理想との違いにガッカリすることもあるでしょう。
これらの手の老化症状のうち、一番最初に出てくるのが「手肌のくすみ」です。
実は、日本人は体質的に手肌がくすみやすい人が多いのです。
それは、手肌がくすむ原因の一つにコレがあるからです。
■手肌がくすむ原因は「糖化」
手肌がくすむ原因の一つに、「糖化」があります。
糖化とは、過剰に摂りすぎた糖によって「体がコゲる」状態のことを言います。甘いものや炭水化物などの糖質を摂りすぎると、体内のタンパク質に反応し、AGE(老化促進物質)が発生します。大量のAGEが発生する事で糖化が進行し、老化が進み、糖尿病、高血圧など様々な病気のリスクが上がると言われています。
この糖化と手肌のくすみがどう関係しているかというと、糖化がすすむと、体内のタンパク質だけでなく、肌まで影響を受けます。肌のコラーゲン(タンパク質の一種)が硬くなり、肌は褐色に色づき、くすんできます。
つまり、糖化が進むと、手肌だけでなく、全身の肌が硬く弾力を失い、たるみ、くすんでしまうのです。そして、末端にある手には、その反応がいち早く出てきます。
■日本人が手肌がくすみやすいワケ
お酒を飲むと顔が赤くなる人は、糖化しやすいことが分かっています。
お酒に強い人と弱い人の違いは、アルコールを分解する体内の酵素の力が強いか弱いかにあります。
日本人は他の人種に比べ、この酵素の力が弱く、お酒が弱い人が多いです。日本人の40%以上は、アルコールに対する耐性が弱いです。
アルコールの耐性が弱い人は、糖化ストレスにも弱く、糖化が進みやすいです。つまり、日本人の40%以上は、体質的に糖化しやすいのです。
(https://www.asahibeer.co.jp/csr/tekisei/health/mechanism.html)
(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO36418670S8A011C1000000?page=3)
■手肌がくすみやすい体質を見分ける方法
お酒が弱い人は糖化しやすく、手肌がくすみやすい傾向にあります。
糖化しやすい体質で、普段の食事で糖質を多く摂取していると、全身の老化は進行し、手肌の老化も加速します。お酒を飲んですぐ顔が赤くなる人は、糖化リスクが高いので注意しましょう。
手肌を若々しくキープするためには、表面的なケアだけでなく、糖化を防ぐための食事、運動、生活習慣などの体の内側からのケアも必要です。
コラム監修:日本ハンドビューティー協会
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