
爪の先端が薄く剥がれたり、爪の表面が浮いたようになったりした経験はありませんか?
二枚爪(にまいづめ)は、乾燥や爪への負担などによって起こりやすい、身近な爪トラブルの1つです。
このコラムでは、二枚爪の特徴や原因、応急処置、予防法について解説します。二枚爪に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
二枚爪とは、爪が層状に分かれて薄く剥がれた状態をいい、「爪甲層状分裂(そうこうそうじょうぶんれつしょう)」と呼ばれる場合もあります。特に爪の先端に起こりやすく、一度二枚爪になると、爪が生え変わるまで元の状態には戻りません。
二枚爪の主な原因として、以下の5つがあげられます。
爪先をぶつけたり強くこすったりする行為は、二枚爪の原因の1つです。爪切りによるダメージや爪を噛む癖、爪先を酷使する仕事など、負担がかかる状態が続くと層同士の結合が弱まり、二枚爪になりやすくなります。また、欠けたり二枚爪になったりした部分を無意識にめくると、症状が悪化する場合もあります。
爪の水分や油分が不足して乾燥すると、爪が割れやすくなり、割れた断面から層がめくれて二枚爪になる場合があります。頻繁な水仕事や洗剤・石鹸の使い過ぎは、爪の水分や油分が失われる原因の1つです。特に冬は空気が乾燥しやすいため、二枚爪になりやすい傾向があります。
爪の健康を保つためには、タンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することが大切です。偏った食生活などによって必要な栄養素が不足すると、爪がもろくなり、二枚爪につながる可能性があります。
指先の血行が悪くなると、爪に十分な栄養が届きにくくなり、爪が割れたり二枚爪になったりする可能性があります。血行不良の背景には、長時間のデスクワークや運動不足などが関係している場合があります。
日常的にジェルネイルを楽しむ方は、爪にダメージが蓄積し、二枚爪になりやすい傾向があります。特に、長期間ジェルネイルを続けたり、オフの際に爪へ負担をかけたりすると、爪がダメージを受け、二枚爪につながる可能性があります。
爪の層が一度剥がれて二枚爪になると、剥がれた部分を元の状態に戻すことはできません。そのため、めくれた部分を爪やすり(エメリーボード)で削るなどの応急処置を行い、こまめな保湿で悪化や再発を防ぎましょう。手の爪が完全に生え変わるまでには個人差はありますが、通常3〜6ヶ月程度かかるといわれています。日頃から爪への負担を抑えることが大切です。
二枚爪になった場合は、爪やすりや医療用テープ、トップコートなどを使用して応急処置を行い、悪化を防ぐことが大切です。
二枚爪になった部分は爪やすりで優しく削り、めくれた爪の層が引っかからないように整えましょう。爪切りを使用すると爪に負担がかかり、二枚爪が悪化する場合があるため、目の細かい爪やすりの使用がおすすめです。
爪全体に医療用テープを巻いて保護するのも、二枚爪がさらに深くめくれるのを防ぐ方法の1つです。剥がれた部分を押さえるようにテープを貼りましょう。二枚爪を放置すると、めくれた爪の層が衣類に引っかかったり、スキンケアの際に肌を傷つけたりする可能性があります。
二枚爪の補強に役立つアイテムに、マニキュア(ネイルポリッシュ)やトップコートがあげられます。マニキュアやトップコートを塗ることで、外部の刺激から爪を守れます。自然な仕上がりにするためには、薄く塗り重ねるようにしましょう。
日々のネイルケアや生活習慣を意識することで、二枚爪の予防につながります。ここでは代表的な予防法を6つ紹介します。
乾燥による二枚爪を防ぐために、保湿ケアを習慣づけましょう。特に、水仕事やネイルオフの後は、爪の水分や油分が失われやすくなります。ネイルオイルやハンドクリームを使って潤いを保つことが大切です。
爪の長さを整える際、爪切りを使うと断面が粗くなり、二枚爪につながる可能性があります。爪やすりを使って長さを整え、断面を滑らかに仕上げましょう。爪やすりは、爪に対して45度の角度で当て、一定方向に優しく動かすことがポイントです。
「ストレングスナー」とは、自爪を保護・補強するネイルアイテムで、ベースコートやトップコートとしても使用できる点が特徴です。メーカーによって成分は異なりますが、トリートメント成分が配合されているものもあり、外的刺激や乾燥から自爪を守るのに役立ちます。ストレングスナーを使用する際は、爪表面の油分を拭き取ってから、爪先まで覆うように薄く塗り広げましょう。
健康な爪を育てるには、栄養素をバランスよく取り入れることが大切です。爪の健康を保つためにおすすめの栄養素として、爪の主成分であるタンパク質や、爪の強度を保つミネラル、健やかな成長を支えるビタミンなどがあげられます。日々の食事からバランスよく摂取しましょう。
除光液に含まれる成分には脱脂作用があり、使い過ぎると爪の水分や油分を過剰に取り除いてしまう可能性があります。ネイルをオフする際は、爪の乾燥を防ぐために除光液の使用量や頻度に注意し、爪への負担を抑えましょう。
ジェルネイルを無理に剥がすと、ネイルと一緒に爪表面の層まで剥がれてしまう場合があります。特に、浮いてきた部分を剥がしたり、正しい手順を踏まずに無理に引っ張ってオフしたりするのは避けましょう。二枚爪を防ぐためにも、適切な方法でジェルネイルをオフすることが大切です。
二枚爪の原因には、外的刺激や乾燥、栄養不足、血行不良、ネイルによる負担があげられます。一度剥がれた部分は元の状態には戻らないため、爪やすりや医療用テープなどを使用して悪化を防ぎながら、健康な爪に生え変わるのを待つ必要があります。日々のネイルケアや生活習慣、食生活に気をつけることが、二枚爪の予防につながります。
FASTNAILでは、お客様の爪の状態に合わせた施術を心がけています。ぜひお近くのFASTNAILの店舗にご来店ください。
足の爪も手の爪と同様に、乾燥や外的刺激などによって二枚爪になる場合があります。特に、サイズの合わない靴を履き続けると、爪に圧迫や摩擦などの負担がかかり、二枚爪につながる可能性があります。
爪白癬などの感染症や貧血が、二枚爪の原因となる場合もあります。痛みや腫れがある、何度も二枚爪を繰り返すなど、気になる症状が続くときは医療機関の受診を検討しましょう。
爪の状態によっては、二枚爪のときにジェルネイルを控えたほうがよい場合があります。施術やオフによって爪に負担がかかると、二枚爪が悪化する可能性があるためです。ジェルネイルを検討している場合は、事前の問い合わせやカウンセリングで爪の状態を伝え、施術が可能か相談しましょう。
二枚爪の原因には、外部からの刺激や乾燥、栄養不足などが考えられるよ。一度剥がれた部分は元の状態に戻らないため、悪化を防ぐための応急処置や日頃の予防が大切。こまめな保湿やバランスの良い食事、適切なネイルケアを心がけて、二枚爪を予防しよう!