爪が曲がりやすくなったり、少しの衝撃で折れたりするなど、柔らかい爪に悩む方は少なくありません。爪が柔らかいとネイルが長持ちしなくなるケースもあるため、生活習慣を見直して改善することが大切です。
このコラムでは、柔らかい爪になる原因や対策についてくわしく解説します。
爪が柔らかくなる主な原因には、乾燥や栄養不足、外部からの衝撃や爪切りによるダメージなどがあげられます。
手袋を使わない水仕事や紫外線によるダメージは、爪の乾燥を引き起こすため注意が必要です。爪は髪と同じケラチンというタンパク質で構成されており、12%~16%の水分が含まれています。乾燥によって水分が蒸発すると、爪が柔らかくなって曲がりやすくなります。
また、食生活の偏りによるタンパク質の不足も、爪に栄養が行き渡らず柔らかくなる原因です。加えて、爪をぶつける、爪切りを使用するなど、強い衝撃を与えることも柔らかくなる原因になります。
薄い爪を強くするには、以下の方法が効果的です。
爪の主成分であるタンパク質が不足しないよう、栄養バランスを整えた食事が大切です。タンパク質を豊富に含む肉や魚、大豆製品や乳製品などを積極的に摂取してください。また、タンパク質を合成し爪を育てる亜鉛も重要なため、牡蠣やナッツ類を食事に取り入れることもおすすめです。爪の乾燥を防ぐ効果もあるビタミンAなどのビタミン類も、緑黄色野菜から積極的に取り入れてください。
爪の乾燥を防ぐには、こまめな保湿が重要です。ハンドクリームやネイルオイルを塗って、爪の潤いを保ちましょう。
また、水仕事の際は手袋をして、洗剤によって油分や水分が失われるのを防いでください。紫外線のダメージを避けるため、日焼け止めや手袋の活用もおすすめです。
爪は3層の構造になっており、爪切りなどによって強い圧力がかかると表面の層が剥がれて二枚爪になる危険性があります。爪が伸びてきたら、爪やすりを使って整えるのがおすすめです。爪やすりを使う際は、必ず一方向に向かって削ってください。左右に動かすと二枚爪の原因になります。
ジェルネイルの適切な付け替え期間は、3~4週間程度が一般的です。短期間で繰り返し付け替えると、サンディングによって爪が削られ薄くなります。ジェルネイルの持ちを良くするためにサンディングは欠かせませんが、爪に負担を与える原因にもなるため注意が必要です。他にも、ネイルをオフする際に使用するリムーバーは脱脂力が高く、乾燥の原因になります。
爪が薄くなってきたら、3ヶ月~半年程度ジェルネイルをお休みする期間を設けて健康な状態に戻してください。
爪が柔らかいとジェルネイルができないわけではありません。FASTNAILではオプションメニューとして、サンディング不要で爪への密着力が高いパラジェルをご用意しています。自爪が薄く、ダメージが気になる方には通常のソフトジェルよりパラジェルをおすすめします。また、爪のお手入れに慣れていない方には、爪のカットと甘皮処理がセットになったメニューもご用意しています。プロの技術によって、爪へのダメージを抑えた適切なお手入れが可能です。
爪が柔らかくなる主な原因は、乾燥や栄養不足、強い衝撃など日常的な爪へのダメージです。また、ジェルネイルを頻繁に付け替えているとサンディングによって爪が薄くなって柔らかくなる恐れがあります。自爪を守って長くネイルを楽しみたい方には、パラジェルへの変更がおすすめです。
FASTNAILの店舗でご案内しているデザインは、公式サイトでご覧いただけます。爪にやさしいパラジェルやネイルケアに興味のある方は、ぜひお近くのFASTNAILの店舗にご来店ください。
爪を大切にした方が、ネイルを長く楽しめるよ!
何度もネイルをして爪が薄くなってきた時は、爪が削らなくていいパラジェルへの変更がおすすめ。爪を健康にするために、普段の生活から爪のケアや食生活にも気を付けよう!