フレンチネイルは、シンプルで清潔感のあるデザインとして人気があります。フレンチネイルには多様な種類があり、使用する色や素材によって与える印象はさまざまです。
このコラムでは、フレンチネイルの意味やデザインの特徴、やり方や種類を紹介します。フレンチネイルに興味がある方はぜひ参考にしてください。
フレンチネイルとは、ネイルデザインの一種で、爪先のみホワイトカラーを施したデザインを指します。爪先以外は主にベージュカラーやクリアをベースにするため、上品な印象を与えるデザインです。「フレンチ」という名前のため、フランス生まれのデザインだと思う方も多いですが、実はアメリカ発祥のデザインと言われています。爪に華美なカラーやデザインをしないフランス人のナチュラルなスタイルに影響を受けたアメリカ人が考案したという一説が有力です。
シンプルなデザインのフレンチネイルは、仕事の都合で派手なネイルができない方にも人気で、「スキニーフレンチネイル」「カラーフレンチネイル」など、さまざまなデザインに応用されています。
またフレンチネイルは、マニキュアだけではなくジェルネイルでも施せるデザインです。ジェルネイルとは、合成樹脂のジェルを塗ったネイルを指します。マニキュアは摩擦や水分などによってネイルが剥がれてしまうのに対し、ジェルネイルはUVライトを当てて硬化させるため、長くデザインを楽しめる特徴があります。
基本的なフレンチネイルは、爪全体に塗るベースカラーと爪先に塗るフレンチラインの2色を使います。土台になるベースカラーを爪全体に塗り、ベースカラーがしっかりと乾いた後に、爪先にフレンチラインを塗ります。セルフでフレンチネイルを施す場合は、ベースカラーを塗った後、色を付けたくない部分をマスキングテープで隠すと、綺麗にフレンチラインを塗ることができます。
ベージュやクリアをベースに白いフレンチラインを塗ったデザインが基本的なフレンチネイルですが、色や塗り方、使用する素材に変化を付けると、さまざまなフレンチネイルを楽しめます。主なフレンチネイルのデザインを6種類紹介します。
フレンチラインがガラスのように光を放つデザインを、ガラスフレンチネイルと呼びます。爪の先端だけにラメやホログラムを散りばめたキラキラと輝くデザインです。角度によって輝き方が変わり、上品な華やかさを演出します。
スキニーとは「ほっそりとした」という意味で、通常のフレンチネイルよりもフレンチラインを細く塗ったデザインがスキニーフレンチネイルです。ラインを塗る範囲が少ないため、はっきりとしたカラーを選ぶとデザインが際立ちます。
爪の先端だけに色をのせるフレンチネイルに対して、爪の根本以外の部分に色をのせるデザインを、逆フレンチネイルと呼びます。爪が短くても華やかになり、爪が伸びてきてもデザインが崩れにくいメリットがあります。
ベージュやクリア、白以外の色を使用したフレンチネイルは、カラーフレンチネイルと呼ばれます。好みの色や季節に合わせた色を組み合わせて、さまざまなバイカラーを楽しむことができます。
斜めフレンチネイルは、フレンチラインを斜めに塗ったデザインです。通常のフレンチネイルと比べて縦の長さが強調されるため、爪を細長く見せる効果が得られます。
爪の先端に2段階のデザインを施したフレンチネイルが、ダブルフレンチネイルです。色の組み合わせによって印象が大きく変わり、逆フレンチネイルや斜めフレンチネイルとの応用もできます。
フレンチネイルは色を塗る範囲が狭いため、シンプルなデザインが好きな方に人気があります。色やデザインによって華やかなデザインが楽しめて、組み合わせ次第で幅広くアレンジが可能です。
FASTNAILの店舗でご案内しているデザインは、公式サイトからご覧いただけます。フレンチネイルに興味がある方は、ぜひお近くのFASTNAILの店舗にご来店ください。
フレンチネイルの定番である白フレンチが人気です。爪先だけに白色を施すデザインで、派手なネイルができない方や、上品で清潔感のあるネイルにしたい方にも人気があります。
爪先にしかデザインを施していない場合、爪が伸びてもデザインが崩れにくい点がフレンチネイルのメリットとして挙げられます。また、色を塗る範囲が小さいため、新しいカラーに挑戦しやすい点もメリットの1つです。
短い爪でもフレンチネイルは可能です。爪が短い方は、伸びてきても目立ちにくい逆フレンチネイルや、縦のラインが強調される斜めフレンチネイルをおすすめしています。
フレンチネイルは色を塗る範囲が狭いから、さりげないおしゃれを楽しめるところがポイント!普段は塗らない色やちょっと派手な色にも挑戦してみてね。派手な印象にならないから、ネイル初心者の人にもおすすめだよ!