ジェルネイルは手元を美しく整えられる施術ですが、爪の状態によっては施術を受けられないケースがあります。ネイルサロンでは、安全性を重視して施術を断る場合もあるため、事前に自分の爪の健康状態を知っておくことが大切です。
このコラムでは、ジェルネイルができない爪の状態や、ネイルサロンで施術を断られる場合について解説します。ぜひ参考にしてください。
爪が以下の状態だと、ジェルネイルができない場合があります。
深爪の場合は、爪の先端までジェルでコーティングできないため、浮きやすく持ちが悪くなります。長さ出しや、深爪矯正サロンでの深爪改善をしてからジェルネイルを行うと、綺麗な仕上がりを楽しめます。
爪に病気の疑いがある場合、ジェルネイルはできません。症状が悪化する前に病院を受診してください。ここでは、起こりやすい爪の病気を3つ紹介します。
グリーンネイル
グリーンネイルは、緑膿菌(りょくのうきん)と呼ばれる細菌が爪とジェルの隙間で繁殖し、爪が緑色に変色する病気です。初期段階では痛みはありませんが、放置すると爪の割れや剥がれに繋がるため、手元や指先は綺麗に保ってください。
爪水虫
爪水虫は、白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビの感染により、爪が白や黄色に濁る症状や、ボロボロになる症状が出る病気です。放置すると手先の細かい作業がしにくくなり、日常生活に支障をきたす場合があります。
爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)
爪甲剥離症は、爪が指先の肉から浮き上がってしまう病気です。爪が伸びる過程で自然に治るケースがほとんどですが、症状が長引く場合や剥離が進行する場合は病院の受診をおすすめします。
爪の表面に限らず、爪の周りの皮膚に炎症や傷があると、施術中の刺激によって悪化する恐れがあります。また、アレルギーの原因になる場合もあるため、炎症や傷が治ってからジェルネイルを楽しみましょう。
爪の表面に凹凸があると、ジェルが均等に密着せず、ネイルの持ちが悪くなる可能性があります。軽度の凹凸なら施術できる場合がほとんどですが、仕上がりにムラが出る恐れもあるため注意が必要です。
割れた爪にはジェルがうまく密着せず、満足な仕上がりにならない場合があります。ネイルリペアと呼ばれる技術で割れた爪を補修してから、ジェルネイルの施術を受けてください。
ネイルサロンでは、お客様の爪や皮膚の健康状態を確認したうえで、施術が可能か判断しています。各ネイルサロンにより判断基準は異なりますが、ここまでで紹介した爪の状態が見られる場合、トラブルを防ぐために施術をお断りするケースもあります。心配な点がある場合は、事前に確認しておくと安心です。
ジェルネイルを美しく安全に楽しむためには、爪の健康状態が重要です。深爪や爪の病気・炎症などの症状がある場合は施術を控え、病院の受診を検討してください。
FASTNAILでは、お客様の爪の健康や安全を第一に考えたうえで施術が可能か判断しています。ご自身での判断が難しい場合は、事前にご確認ください。
爪の状態によりますが、乾燥や削りすぎが原因で爪の表面がボロボロになっていてもジェルネイルは可能です。ただし、持ちが悪くなる場合や、硬化時に熱を感じやすくなる場合もあるため、爪へのダメージをおさえてケアするよう心がけてください。
ジェルネイルに向かない爪は、薄い爪や割れやすい爪です。セルフでジェルネイルをすると強く負担がかかってしまう場合があるため、ネイルサロンで爪に優しい施術を受けるのがおすすめです。
ジェルネイルができない場合は、ハンドクリームやネイルオイルを使用し、こまめな保湿ケアが必要です。また、健康な爪の成長を促すために、タンパク質やビタミンなどの栄養素を豊富に含む食品を摂取してください。
可愛いジェルネイルを楽しみたいと思っても、爪の状態によっては施術できないこともあるよ。深爪や爪の病気など、気づかないうちにジェルネイルができない状態になっていることもあるから要注意!
ジェルネイルを綺麗で安全に楽しむためにも、まずは自分の爪の健康をチェックしておこう!